アメリカ横断に縦断で1周作戦~6日目~


6日目も無事終わりました。
この旅1番のふかふかなベッド、素晴らしい枕たまりません!
疲れを一気に回復できそうです。


昨晩ナイアガラを目指してシカゴを出発し、車内で夜を明かしました。
途中、乗換駅バッファロー到着が丁度お昼時ということもあってバッファローのお店を調べたところ「バッファローの治安は最悪」という文章が出るわ出るわで完全にヒビリ倒しながらバッファローへ向かうことに。

乗換駅のバッファロー-デピュー駅に到着。
どうやらダウンタウンではなくて郊外の村に駅はあったようでほっと一息…
と思ったのも束の間、
車内で男がヤクを所持しているのが見つかった為、乗り換えまで4時間待つための待合室は警察の取り調べの場に…
初めて見るジップロックに入った白い粉
パイプのようなもの
そしてアメリカの警察と男の激しい口論
その場から離れたいのは山々でしたが、外は-4℃ということもあり待合室にいるしかなかったので取り調べから連行までの一部始終をビビりながら見てました😓

犯人が連行されて平和が訪れた待合室。
緊張から解放されお腹もすいたので一番近かった歩いて15分くらいのお店に向かいました。
お腹いっぱいに食べて駅に帰ろうとしたとき、丁度そのお店のバイトを上がった青年が「どこいくの?乗せてってやるよ」と声をかけてきました。
"ここは治安の悪いバッファローだ"
"けどあの青年の目から悪意は感じられない"
"お店の防犯カメラにも写ってるしスマホのGPSもオンにしてるし"
…ホンの数秒でしたが様々な思いが頭をよぎりました。
「ありがとう、乗っていくよ」
ラッキーなことに青年はいいヤツで、何事もなく駅まで送ってもらいました。

そんなこんなでナイアガラ駅に到着。
駅から40分ほど歩き今夜の宿へチェックインをしてからライトアップされているナイアガラの滝を見に行きました。
ナイアガラの滝はアメリカ滝とカナダ滝の二種類ありますが、
どちらも想像を遥かに越えた圧倒感、存在感、ひしひしと伝わる地球のすごさを目と耳と皮膚で感じました。

1日中、感情が常に動きっぱなしで気疲れしてしまいましたが、そんな今日の移動距離は…
709km(鉄道695km/徒歩14km)
ナイアガラの滝へと少し寄り道しましたが、着実に東海岸ニューヨークへ近づいてきてます!


写真と共に今日を振り返ります!

ブドウ畑?
途中永遠とこのような景色が続きました。
調べたところこの辺りはワインが有名なようで恐らくぶどう畑だと思います。
とても見えにくいですが写真の空と陸の境の白い部分、5大湖のエリー湖です。


座席の様子
銀のレールのしたのカーペットの生地のような部分から優しく暖房が出ています。
車内は相変わらず快適です。


バッファロー-デピュー駅
一生記憶に残るであろうバッファロー-デピュー駅。


バッファロー駅のバッファロー


銃のホルスターの広告
まず日本じゃ見かけません。
銃のホルスターは銃をしまうホルダーのようなものなのですが、バッファローでは常に銃を携帯したほうがよいということなのでしょうか。


お昼ごはん
基本的に店員のおすすめを頼みます。
商品名はよく聞き取れませんでしたが鶏肉です。
「スパイシーオケー?」
「アイライクスパイシー」この返答を食べ始めてから後悔しました。
こっちのスパイシーは複雑なスパイシーで、チリソースにレモンをかけたようなぐちゃぐちゃな味でした。
そんなときにはこちら
魔法の飲み物コカ・コーラ。
何でも流し込んでくれます。
このチキンの味もよい記念になりました。


送ってくれたカイル君
バッファローで出会ったナイスガイ、カイル君。
22歳の同級生でした!
韓国人の彼女がいるとのこと。
別れ際日本から持ってきてたお寿司の消しゴムをプレゼントしました。
せっかくのバックパッカーもどきの旅、このような体験を一度はしたいと思っていました。
本当に幸運だったこと、自分の目に狂いがなかったことは嬉しかったです。
ただ、ただこのような思い出は1つで大丈夫です。命が一番、調子にのって痛い目にも合いたくないので今後このようなことがあってもよほどの事態でなければ乗りません。


貨物車
アメリカでは落書きされている貨物車も平気で使われています。
意外とカルチャーショックを受けています。


昔のバッファロー駅
栄えていた頃に使われていたバッファロー駅です。現在は使われていません。
バッファローは荒廃の町とも言われているようで、列車から見える建物も他の町より荒れているように感じました。
木造の建物が廃れるのは日本で見たことありましたが、レンガ建築の建物が廃れているのは初めて見ました。
木造で廃れていると薄気味悪さを感じますが、レンガの場合どこか寂しさを感じました。


今回のホテル
1人なのにベッドが2つ!
ナイアガラの滝からも5分くらい!
それでいてそんなに高くない!
カーテンが完全にしまらない一階の部屋であるということを除けば、最高の環境でした…安いものには理由がありますね🤣


アメリカ滝
凍っている部分もありライトアップが合わさって神秘的な景色でした。


アメリカとカナダを結ぶ橋からの景色
ナイアガラ川は凍結しています。
それなのでナイアガラの滝名物の滝目前まで接近できる観光船などは運休となっていました。


カナダの入国スタンプ
しれっと初カナダです。
カナダへの入国があまりに簡単で拍子抜けしました。
帰りのアメリカ入国のほうが厳しく怖かったです。


カナダ滝
カナダ滝のほうが川幅、落差ともにアメリカ滝より大きいのでより迫力があります。
定期的にライトの色が変わるのですが、赤と青のどちらも滝の魅力を引き立てます!


カップヌードル
滝で冷えた体にぴったりなものをホテルの売店で見つけて即買いしてしまいました。
日本とは味が違いましたが体に染みました!


前日までより大幅に文章が増えてしまい、長くなってしまいました。
それぐらい今日は恐怖に焦燥、感動と感情の動きの忙しい日でした。
このような日が毎日でも心と体が持ちませんが、旅の思い出となる良い日になりました!

明日はいよいよニューヨークに向かいます。
西海岸シアトルから出発し、東海岸ニューヨークへ…大陸横断です!
明日の夜にニューヨークに着くので観光は明後日からとなりますが、しっかりと気を引き締めて楽しみたいと思います!
それではまた明日🐥

#アムトラック
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#シカゴ
#バッファロー
#ナイアガラの滝


昨日の記事はこちら!

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