NOLA→エル・パソ/アメリカ1周鉄道一人旅 17,18日目


17、18日目も無事終わりました。
テキサスの荒野でWi-Fiがあまりにも繋がらなかった為2日分まとめて記事にしました。
2日間の移動距離は
1900km
日本で言うと北は稚内から南は種子島くらいの距離ですが、景色を楽しみつつなんてことなくこなせます。


17日目は朝からニューオーリンズ(NOLA)を発ち、メキシコとの国境の町エル・パソを目指しました。
おおよそ30時間に及ぶ鉄道の旅となるのですが、NOLAのユニオンステーションで致命的なミスをおかします。。
NOLAとロサンゼルスを結ぶこの列車では乗車前に座席予約を受け付けていたのですが、もちろん何も分からない僕はそんな予約などしていませんでした…
結果、30時間の旅にも関わらず窓際の席に座れませんでした!笑

分からなかった自分が悪いから仕方がないとショックを受けながらも列車は出発します。
景色を見るために鉄道の旅をしているにも関わらず、景色が見えなかったら何をしているか分からないのでバックパックを座席に鍵で結びつけ早々に展望車に向かいました。
(最終的にエル・パソに着くまでのほとんどの時間を展望車で過ごすことになりました。)
"すっかりお気に入りの展望車"

NOLAを出てからはアメリカではなかなか見なかった湿地帯を進みます。
そうこうしているうちにサビーン川という川を渡りテキサス州へ突入。
車掌さんが「テキサス州へ入るぜ!入った!ほらみんなも一緒にヒーハー!」みたいなことをアナウンスすると同時に、乗客も「ヒーハー!」って言ってて愉快だなと感じました。
なんだか大きく見えるテキサス州の太陽が日の入りして17日目も終了しました。

展望車ではドイツ人の年配の母と娘さんの親子や愉快なアメリカ人のおじいさん3人組が仲良くしてくれました!
アメリカですごく実感していることはライフル射撃への知名度とリスペクトが日本に比べて格段にあるということです。
そのお陰でライフル射撃をやっていたという話をするとすぐに打ち解けてくれます!
"こんな感じの写真を見せるだけで「これお前?マジじゃん!」みたいな感じで喜んでくれます"
今回仲良くなったもう一組の母国ドイツでもライフル射撃が盛んで、さらに僕がドイツのワルサーというメーカーの銃を使っていたことからとても関心を持ってくれました!
もちろん、アメリカ一周しているんだとつたない英語で伝えるとそれも興奮してくれます。
17日目の夜ご飯はドイツ人のおばあちゃんからピザとリンゴジュースを、アメリカ人のおじいさんからデザートをもらったのでありがたく食べました!

展望車で睡眠をとり、18日目を迎えテキサス州の荒野を列車は突き進みます。
とても大きく永遠に続くように錯覚させる荒野には興奮が隠せませんでした。
写真ではなかなか伝えることができないと思いますが、本当に凄かったです!
そんな景色を眺めているうちに目的地エル・パソに到着です。
ホワイトサンズという場所に向かうための中継地として今夜は1泊します。
エル・パソはすぐ向こうにメキシコがある国境の町です。
観光地という観光地ではありませんが、メキシコに簡単にアクセス出来るということで日本人は立ち寄ったりするみたいです。
"橋の左側がアメリカ、右側がメキシコ"
"向こう側はメキシコ"
メキシコにちょろっと行こうかなと考えましたが、ナイアガラの滝で、出るのは簡単戻るのが面倒ということを学んでいたので今回は見送りました。
少しだけ町並みを観光してホテルに戻り18日目が終了です。

これでカナダとの国境ナイアガラからメキシコとの国境エル・パソまで来たのでアメリカ縦断も達成したことになります!
後はほぼ一周だけです。


明日はホワイトサンズという場所に向かいます!
雨の予報ですがどうなるか…
必死に晴れるように祈っています。
それではまた明日🐥

#アムトラック
#アメリカ一周
#ニューオーリンズ
#エル・パソ


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